アンドロイド携帯がアップルのiPhone数を上回った。
もう少し正確に言えば、
アンドロイドOSがアップル OSの数を上回ったそうだ。
果たしてアンドロイドはiPhoneよりも大きな可能性があると
考えても良いのだろうか?
■オープンなアンドロイド
アンドロイドの適応領域は、携帯端末だけに留まらず、
タブレットや、様々なネット端末での利用が期待されている。
アンドロイドには、Androidマーケットがあり、
2010年2月時点で2万を超えるアプリが提供されているらしい。
無料なOSかつ、アプリライブラリーが評価され、
(もちろんそれ以外に使いやすさや軽さもあると思うが)
各ベンダーがアンドロイドを採用し、
急速に利用者数が伸びている。
オープンなアプローチそのものである。
■クローズドなアップル
アンドロイドに対抗するのが、アップル。
アップルのアプローチは、グーグルとは異なる。
アップルは、iTunesというコンテンツ流通のプラットフォームを軸として、
端末ラインナップが展開されているように見える。
端末は、ネット接続機能を持っている。Macもそのラインナップの一つだ。
電話機能を持つ、iPhoneやiPadはその中のひとつに過ぎない。
iTunesは、アプリの提供だけでなく、
音楽、ビデオ、PodCast、書籍、など様々なコンテンツを提供する。
それらのコンテンツは、所有者が同じなら、
クロスでバイスでの利用が可能である。
よって、このアプローチによって、利用者を囲い込む事ができる。
つまり利用者は複数台のアップル製品を持ってしまう事が多い。
(実際おいらが、これにはまりました・・・)
アンドロイドと比較するならば、
アップルはクローズドのアプローチである。
■プラットフォームビジネスの目指す所
このアップルのアプローチこそが、
プラットフォームビジネスのあるべき姿だろう。
音楽、映像、ゲーム(アプリ)、書籍、写真、等、
デジタルデバイスが関連するコンテンツを、
デバイスを超えてつながる事で、
サービスが個人のライフスタイルに溶け込んでしまう。
利用シーンに合ったデバイスとコンテンツが
いつでも携帯可能なわけだ。
そんなプラットフォームが好まれて当然だろう。
そして利用者は、一旦使い出すと他のプラットフォームをなかなか使わない。
つまりスイッチングコストが非常に高い。
まさに利用者の囲い込み。
アンドロイドだけでなく、電子書籍端末、ゲーム端末、など
特定の利用に限ったプラットフォームとして注目を集めている。
どの端末もアップルと良く比較されている。
しかし、それは局所的な利用シーンでの比較、
つまり端末や一部機能の比較であり、
ビジネスモデルとしてのプラットフォームの比較ではない。
プラットフォームビジネスでは、
どれだけ利用者のサイコグラフィックスに溶け込めているか?
という点に着目しなくてはならない。

コメントする