イオンが100円以下のビール、88円ビールを販売する。
もちろんPB(プライベートブランド)。
イオンは月内にもプライベートブランド(PB=自主企画)で、1缶(350ミリリットル)88円の第三のビールを発売する。海外メーカーに生産を委託し低価格を実現した。メーカー品を含め大手スーパーが扱うビール系飲料では最安値水準で、価格競争に拍車がかかりそうだ。(日経新聞 2010年6月22日朝刊より)
GMS(大規模小売店)では、PBの導入が進んでるが、
清涼飲料水では果たして成功しているのだろうか?
PBブランドを扱うGMSの課題
ビールも清涼飲料水も同じだと思うのだが、
ナショナルブランド(メーカー)の派手な宣伝によって、
顧客認知度があがり購買につながっているような気がする。
歴史的に価格が談合的に業界で調整されてきたからなのかもしれない。
ビールも清涼飲料水も、ナショナルブランドであれば、
その価格の差はほとんど無いといっても良い。
ここには安さという選択肢がほとんどない。
安さという点では、いくつかのGMSでは、
格安清涼飲料水を販売していた。(ビールは記憶に無いが・・)
海外からの輸入品。中には40-50円程度で350ml缶が売られていた。
やっぱり飲んでみると、味が良く無い。
これはみなさん一度は経験があると思う。
こうした過去の経験から、飲料水における輸入品の格安品は
あまりおいしくないというイメージが付いていると思われる。
また、格安PBビールを取り扱うGMS各社は、
ナショナルブランド各社に比べて、
マーケティングの経験値がそれほどあると思えない。
特に単一商品のブランド育成に関しては、なおさらだ。
仮に派手な広告宣伝をしたならば、
88円という格安PBビールの値段を維持する事は困難だろう。
GMS流PB向けマーケティング!
こうしてみると、格安PBビールが成功するためには、
格安でも美味しいという事を世の中に訴求すると同時に、
消費者の認知度を上げていく必要がある。
しかも、広告宣伝費を抑えながら・・・。
PR(パブリックリレーション)をうまく活用していくか、
ソーシャルメディア、ゲリラマーケティングに代表されるような
マーケティングの技を駆使していくしか無いだろう。
(いきなりソーシャルメディアは難しい??)
GMSは、こうした活動の経験値が少ないと思われるが、
しかし直接消費者に接している、つまり直接販売している、
というメリットを活かしていけるという強みはある。
格安PB商材を購入する顧客のプロファイルも分かっているだろうし、
他の何の商品と同時に購入していくかも分かるだろう。
そして頻繁に買い物にくる顧客が多いGMSならではの
消費者とのつながりはあるはず。
試飲会、目立つ売り場での販売、チラシ、店頭POP、
などから口コミを誘発できないだろうか。
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