久しぶりの友達と会う時など、
レストランや飲み屋(飲食店)の場所を選ぶのに一苦労します。
自分で選ぶ以上は、
その友達が次回以降別の友達を呼べるような場所を
さりげなく選んでいるからでしょう。
来週も久々の友達と会うので、場所を探さなくては。。
この効果は、いわゆるネットワーク効果的なところがあり、
口コミ効果と近い部分があります。
こういう場合、どのようなお店を選びますか?
もちろん美味しいとか雰囲気が良い or 安い、など
基本的な条件があると思います。
しかし、それ以上に何か好印象を持たせる「特徴」が
必要となる事がほとんどではないでしょうか?
つまり、「何故おいしいか?」とか、
「どうして雰囲気が良い店なのか?」という特徴に対する背景が必要なのです。
この背景を知らず知らずのうちに説明した上で、
自分の持つネットワークにいる友達をつれて来ているのではないでしょうか。
例えば、地鶏の店があるとしましょう。
もちろん、美味しいとか安いとか基本的な選定条件はあるでしょう。
その上で、有機栽培された飼料のみで育てられた地鶏を
直接仕入れている、と言った「おいしくて安い」という特徴を支える
背景もしくは理由が必要となります。
この理由的な部分が簡単に説明できる事が、
その店を印象づける大きな要素となります。
まさにこの特徴を支える背景部分が、
いわゆる口コミ的に伝えられる訳です。
この特徴は素材に関する事に限定される訳ではありません。
素材は全く同じでも、店での提供方法、管理方法からでも
十分に作り込む事が可能です。
例えば、ビールに関しても、
他社と全く同じナショナルビールという素材を提供しているとしても、
温度管理に十分機を使う、ビールサーバーを清潔に毎日洗浄する、
グラスの温度管理を徹底する、という事によっても、
その特徴を支える背景は作る事ができます。
一般的に言えば、
特徴を支える背景を語る事は「ストーリーテリング」と言えます。
ストーリーテリングに関しては、以前の記事を参照して下さい。
このストーリーテリング的な要素を、飲食店がどのように顧客に伝えるのか?
それが飲食店へ新たな顧客を呼び込む、口コミを生み出す原点だと思います。
飲食店が宣伝する場合でも、
特徴に加えて背景のストーリーテリングの要素となる部分を
特に強調して伝えていかなくてはなりません。

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