「違い」でブランドを築くNB製品

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以前のエントリーで、PB(プライベートブランド)は、
販売コンセプトが強い。という記事を書きました。

その記事の中でも触れた通り、PBはGMS(総合スーパー)やコンビニで
非常に良く見かけるようになりました。

安いモノが売れる時代?そんな世の中です。


PBはもちろんその提供者がいて、
それがNB(ナショナルブランド)でもあったりします。
GMSなどは、仕入れた商材を自社ブランド、つまりPBとして販売します。
中身が同じ商品が、NBとPB両方から販売されている事もある訳です。

ここでよくある話が、NBとPBのせめぎ合い。
同製品異ブランドだけど価格だけで言えばPBの方が安い傾向。
しかし、NBも負けていません。


NBは自らが、価値創出に向けて動き始めています。
よりおいしい等の質の高い方向や、よりニッチな方向の両方へ。

例えば、「良く深い大人の濃厚イタリアン」のキャッチで展開する
日新フーズの青の洞窟シリーズは、より質が高い方の代表格。
フライパンで調理した肉や魚などの素材にソースを加えるだけで本格的なイタリアンが楽しめるそうです。

キューピーの社長も、安価路線を激走するPBに対して、

「新技術を使って新しい価値を提供し、消費者の食生活を豊かにする事(by 日経MJ 2月25日号)

がNBの役割であると明言しています。


こうしてNB各社がPBを提供しながら、
NBとしてのポジショニングを明確に打ち出し始めました。
その結果、個別のNB商品が新たなブランドとして立ち上がる兆しがあります。

つまり、NB各社が、価格重視の路線をPBに渡す事によって、
自社の製品を、消費者にとってより付加価値の高い方向、
もしくはニッチな方向へとシフトさせ、
その結果新しいカテゴリーを創出し、
自社や製品のブランドを確立する結果
となっています。


ブランドは、新しいカテゴリーを創出し、
そのカテゴリーの代表格になって初めて築けるもの
です。
新しいカテゴリーは、既存のモノと違いを打ち出すという事を意味します。

製品がどんなに良くても、ブランドは築けない事があります。
ペプシがコカコーラより仮においしいとしても、万年二位です。
それは、ペプシがコカコーラに対しての違いを打ち出せない事が原因でしょう。

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このページは、Caericが2010年5月19日 22:46に書いたブログ記事です。

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