LED電球商戦が点灯。
日経MJもうまいキャッチを考えますね。
話は戻って、LED電球です。
最近、家電量販店でよくみかけます。
売りは、従来の照明に比べると、
消費電力が少なく、寿命が長い点。
まだまだ課題は残りますが、現在の照明の次を担うモノとして
注目を集めているのは確かです。
LED電球そのものは、
製品ライフサイクルでたとえると、
ちょうど「導入期」から「成長期」にさしかかってきたところでしょう。
昨年に比べると、
価格が半分程度の4,000円程度まで下落し、
低価格でLED電球市場に参入してきた企業もあります。
同時に、LED電球の市場も大きくなってきました。
「4月は金額ベースで電球全体の50%」(K'sの担当者 by 日経MJ)
だそうです。
LEDは、従来の電球とは異なり、
発光に半導体素子(発光ダイオード)を使います。
現状では、消費電力こそ数ワットと小さいものの、
従来の電球並みの明るさが得られるまでに改善されています。
残る問題は、熱。
明るくすると発光ダイオードが熱を発し、
発光効率が下がると同時に素子の寿命も短くしてしまう。
すると、、、
1. 如何に熱に強い半導体素子を作るか、
2. 熱を如何に逃がす構造にするか
が差別化のポイント。
しかし残念ながらLED電球は、
多くの製品で半導体素子は同じ会社のものを使ってるとの事。
すると、熱を如何に逃がす構造にするか?につきる。
(もちろん価格も・・・)
ポーターの5Forcesにあてはめれば、
技術的に差別化要素が、比較的少ないため、
新規市場参入はある程度容易。
そして、多くの会社でLEDを同じところから購買しているため、
おそらくLED製造元からの圧力もかかってくるはず。
実際に2,000円台でLED電球を売る新規参入組も出現。
市場そのものは伸びているものの、
果たしておいしい市場なのか?と疑問もあります。
既に大手では、
自社でLEDを開発する方向にシフトしているようです。
LED電球の寿命は、これまでの照明と比べると
はるかに長い事を考えれば、
製品ライフサイクルの成長期である今こそ
半導体素子を自社開発したいところ。
大手が自社の半導体素子を採用できれば、
素子そのものでも差別化できるし、
シェアが拡大できれば、固定費を有効活用でき、
価格の差別化も可能になる可能性がみえてきます。

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