店舗閉鎖で次の成長機会を伺う日本マクドナルド

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 不況でも好調の日本マクドナルド、一時期の業績不振を完全に脱出した感じですね。昨年の12月の連結決算では、営業利益、経常利益ともに過去最高となりました。その好調をけん引したのが、クォーターパウンダーなどの単価の高い商材と、100円メニューや無料コーヒーキャンペーンの組合せだと思います。

 個人的には、これは非常にうまいマーケティングキャンペーンだと思います。

 しかしながら今後のマクドナルドの成長戦略を考えるとこれでは不十分の可能性があります。

 日本の人口は、今後減少傾向に徐々にシフトしていきます。人口分布でも高齢者の割合が増加するため、マクドナルドにとっては厳しい向かい風になるはずです。

 店舗数としても、他のファーストフードと比べても約3,600件と、非常に多く全国に存在しています(参考サイト)。

 
 日本マクドナルドの売上を単純に因数分解すると、

売上高=(顧客数)x(1回あたりの売上)x(来店頻度)

となります。

 これまでのマクドナルドのマーケティングキャンペーンの場合、特にクォーターパウンダーなどでは、一回当たりの売上高に大きく貢献しています。

 すると問題は「顧客数」と「来店頻度」。これらは多くの場合、店舗に紐づきますね。ここに手を入れないと、日本マクドナルドは今後も継続的に成長していかない、という経営判断がありあそうです。

 マクドナルドの店舗は、いずれにしても固定費です。この固定費の売上高への貢献率を高めていく事(経営用語の「固定比率」を小さくしていく事)が次のマクドナルドの戦略でしょう。固定費を有効活用していく事は、基本的な企業戦略ですが、ファーストフードのマクドナルドも、ここであらためて原点回帰のタイミングなのでしょうか?

 それ以外にも、固定費は償却も、あらたに投入する事も時間がかかります。今後の3-5年くらいの売上の伸びへのテコ入れとして、今年から売り上げの低い店舗を閉鎖していくのだと考えられますね。

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