花王のアタックNeoが売れています。去年末は様々な雑誌などでヒット商品として掲載されていました。
・少しの量で抜群の洗浄力 ・すすぎが一回でOK ・2.5倍ウルトラ濃縮により、ボトルがコンパクトに
になります。
もう少し別の言い方で言うと、「少量の洗剤だけど汚れがきっちり落ちる。けどすすぎは一回で十分」という事ですね。その結果、洗濯の時間が短縮でき、すすぎ回数も少なくて済みます。消費者から言えば、アタックNeoという製品そのものの効果に加えて、節水・節電できるので、洗濯そのもののコストが下がるという結果になります。
アタックNeoは環境に配慮した製品。とも言われています。うまいですね。
そもそもアタックNeoの製品の強みは、まさに花王が生み出した洗剤に関する技術開発力です。洗浄力がある上に洗剤の落ちもよい。この製品の強みを、うまくコスト節約、高まる環境への関心の高まり(エコ)と結びつけています。非常に上手なマーケティング・メッセージと言えると思います。
その一方で、ブランディング戦略はどうでしょうか?もちろん製品開発の際にも議論されていると思うのですが、「果たしてアタックというブランドに対するブランドエクステンションで良かったのだろうか?」という点はどうでしょうか?
アタックNeoは、これまでの洗剤を一新するほどのイノベーション力を持っています。ここまでの製品であれば、新しいブランドとして取り上げても良かったのかもしれません。
新ブランドの立ち上げは、確かに莫大なマーケティング費用がかかります。この点を懸念したのでしょうか?しかしそれとは逆に、新しいブランドには大きな注目が集まります。
これほどのイノベーションと、非常に時代にマッチしたマーケティング・メッセージを兼ねそろえているアタックNeoは、新ブランドとして立ち上げた方が良かったような気がしてなりません。
#もちろん、内部事情(=開発・マーケティングコストの制約)
#を知らない外部の人間の単なる考えですが・・・。

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