前回のエントリー「本社で働く事、外資の日本法人で働く事(その1)」の続きです。
3. 従業員のCapabilityの発揮の仕方
本社には様々な機能(組織)があり、様々な「素質や能力(Capability)」を持った人達がいる事をあらためて実感しました。例え現状ではその能力を持っていなくても、自分自身で身につけてしまえば社内でもキャリアパスが存在します。
しかし、それにしても様々な多様な能力を持った人達がたくさんいます。従業員の数が多いという単純な理由かもしれません。もしくはシリコンバレーという土地柄かもしれません。シリコンバレー内だけでも、競合企業や関連企業がたくさんあります。
自分自身のスキルを磨けば、それを発揮できる場所が本社にはたくさんあります。
一方、外資の日本支社の場合、組織が限られています。通常、営業、技術、サポート、マーケティングとその他のバックオフィス系でしょう。これらの組織の間での異動って、結構敷居が高かったりします。それぞれの組織には、必要な経験値があり、それが大きく異なるからです。特に外資の場合は、「即戦力」が基本です。中途が多い理由もここにあります。
またこの組織間の異動の敷居の高さがマンネリ感を生み出します。このマンネリ感に嫌気がさしてみんな結構転職を重ねるのかもしれません。
4. モノを考える視野
このモノゴトを考える系には二つの背景があると思っています。文化(カルチャー)の違いと、組織機能の違い。
もちろん、文化は土地柄から考えても異なります。そして考える力、つまり自分自身としての意見をしっかり持っているヒトが本社には多いです。これは日本やアジアと比べるとこうなるのでしょうか?でも、いろいろなヒトと話しても、みんな様々な事に自分自身の意見を持っています。日本やアジアだと、「わからない」と答えるヒトは確実に多いと思います。
もう一つの違いは組織機能面。これまで触れてきた、「情報の量と質の違い」、「仕事観の違い」、「従業員のCapabilityの発揮の仕方」などから、必然的に本社では、自分自身がよく考えさせられるのかもしれません。そして明確な意見を持たないヒトは目立たない上に、使ってもらえない。そのうち淘汰されて行く可能性がある・・・のでしょうか?
おいら自信も今回の出張で、いろいろなヒトと会って話して、情報交換して、その結果いろいろ考えさせられたような気がします。そして、情報に関しても、接する人と組織の幅広さ、仕事観から、考えさせられる幅が広がります。

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