全包囲網戦略から脱却するファミレス

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ファミレスの大手がついにメニュー絞り込みを開始します。

ファミレス、品目絞り込み ロイヤルHDやすかいらーく
ファミリーレストラン大手がメニューの絞り込みに乗り出す。2位のロイヤルホールディングス(HD)はメニュー数を3月から約15%削減。首位のすかいらーくは昨年1年間で商品数を15%減らしたうえで、年4回実施していた主要メニューの入れ替えを今年から廃止する。食材の種類の削減と共通化でコストを抑えつつ、人気メニューに絞って消費者のつなぎ留めを図る。


 ファミレスは、いろいろなニュースで報道されている通り、頭打ち産業です。かつてのバブル時代から消費者行動にも変化が現れていたり、また、ファミレスに競合するような専門店が次々に登場しておりその市場を奪われています。


ファミレス市場縮小、ガソリン高や陳腐化で 富士経済調査

ファミリーレストランの市場規模(見込み)は前年比2.4%減の1兆5989億円。バイキングレストランやチャンポンFRは伸びているものの、ほとんどの業態が不振。ガソリン高や、回転ずしなどの他業態に客足を奪われていることに加え、コンセプト自体が陳腐化し、時代遅れになっていることが最大の要因であると分析している。


 この記事にもある通り、ファミレスのコンセプト自体の陳腐化は否めませんね。家族で行っても、3世代で行ってもそれなりにメニューが選べる、様々なメニューがある、という全面包囲的なメニュー揃えはやはり特徴に欠けます。

 つまり言い換えれば、ファミレスは特徴別に示せば、「Others」のカテゴリーに属してしまうのです。他の専門店は、その専門が属するカテゴリーに入りますが、ファミレスはどれにも入るため「Others」。みんなで話しても行く店が決まらなければ、とりあえずファミレスに行こう、という行動パターンが目に浮かびます。

 そのためファミレスは、外食産業の中でも他と比べても、固定客が少ないのでしょう。この件は、最初に引用した日経の記事にも触れられています。

 結局、多様化する外食産業において、ファミレスの生きる道は「人気メニューに絞り込んで固定客の確保」につきるわけですね。今後、ファミレスの中でも、これまで以上に各社の特色が強まっていきそうです。

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このページは、Caericが2010年2月20日 12:25に書いたブログ記事です。

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