ちょっと前の日経MJですが、とあるクリーム(化粧品)のヒット商品の記事がありました。その名は、カネボウ化粧品の「フレッシェルモイストリフトWクリーム」です。発売から4か月経過していますが、売上は計画の2倍で、50万個となっています。
この製品の特徴は、美容液や乳液などのケアが、この「フレッシュモイストリフトWクリーム」だけで済む点です。そのため、化粧にかける時間が短縮できるため、子育てや仕事で忙しい女性に特に売れているようです。
その上、日焼け止め、クリーム、薄化粧下地の機能を持つようで、化粧水の後に使うだけで薄化粧まですんでしまうようです。
こうしたいくつかの機能を一つにまとめるという商品は特に化粧品まわりでは、なかなかでてきませんね。それもそのはず、いくつかの機能を一つにまとめると、いくつか売れていたものが、ひとつしか売れなくなってしまうからでしょう(笑)。しかしリンスインシャンプーだって、同様の機能統合で、一時期はヒット商品になっていたのですから、化粧品でも、技術的に機能統合が実現可能なら、ヒットする可能性は十分に秘めていたでしょう。
シャンプーも化粧品の共通点は、セグメンテーションを非常に細かく設定し、ニッチな特徴で差別化できる製品が展開されている点にあります。こうした細分化が極度に進みすぎた市場では、いくつかの機能統合したジェネラルな商品が突然受け入れられる事がありますね。
おそらく、あまりにも市場が細分化すると、購買者の選択肢が増えてしまい、それが逆に購買意欲を抑えていた可能性はありそうです。
しかし、この商品のネーミング、「フレッシェルモイストリフトWクリーム」。なんとかならないでしょうかねー。ちょっと呼びにくいし、覚えにくい。さらに、日経MJで記事をみてから商品の情報を探そうとしたのですが、、、結構みつからない。
ここが同じ化粧品業界でも、花王・カネボウさんと、資生堂やコーセーと違いを感じます。後者は、広告宣伝に非常に力を入れると同時にお金をかけているように思えます。
いまさらネーミングは変えられないのかもしれませんが、簡単でかつ覚えやすいネーミングにして、広告などで認知度を上げる努力をしたら、もっと売れる気がしてなりません。

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