最初に東京に来て驚いた事が、走行中の電車から同じ方向に走る電車がすぐ横み見える事でした。こんなにムダな事は無い、と思っていたのですが、今となっては当たり前の光景として自分の中に映るようになりました。
特に新宿は、山手線、中央線(緩行線、快速)、埼京線、京王線、小田急線、丸ノ内線、都営新宿線、大江戸線と多くの路線が出入りしており、あちこちに線路が見えます。
その線路の交差点状態の所に、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーがあります。このホテルは確かに駅から近いのですが、その反面、深夜や早朝まで走る電車の音がうるさいはずです。
しかし、鉄道ファンにとってみれば、この光景は絶景にも値しますね。鉄道ファンといのは少なく無いはずです。おいらの会社にも存在します。小田急ホテルでは、こうした鉄道ファン向けに、特別な眺望を持つ部屋を、鉄道ファン向け宿泊プランとして用意しています。ー【鉄道ファン必見】まるでNゲージ トレインビュー 宿泊プラン (日経MJ 1月22日号)
この宿泊プランにはいろいろなタイプの部屋が用意されているのですが、特に週末を中心として、結構予約で埋まっているのが驚きです。しかし一人で宿泊すると2万円近くになります。(余談ですが、もう少し安いと平日はサラリーマンで一杯になりそうな気がします。)
さて、一般的には「弱点」とも思われる騒音ですが、ある特定の集団にとっては「売り要素」ともなり得ます。このトレインビューの部屋は、サービスのマイナス要素に対して、プラス要素に転換した良い例ですね。こうしたマイナス要素は一旦、別のターゲット層を考え直し、売り要素(プラス要素)となるベキ可能性は無いか模索してみる必要があります。
ホテルだけでなく、こうした例は身の回りに存在しているはずだと思います。
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