ターゲットを決定(ターゲティング)したら、次にポジショニングを決定します。ポジショニングとは、自社が特定のセグメントの中での振る舞い方により独自の価値を創出するための戦略デザインです。ポジショニングでは、自社の独自性を抽出した上で、利用者の視点と、競合の視点の両方から検討します。
利用者の視点では、利用者が感じるベネフィットについて検討します。少なくない話ですが、顧客不在のポジショニングというのが存在します。ポジショニングで自社の優位性や差別化のポイントを検討する際には、必ず顧客の事を常に念頭においていなくてはなりません。
そして、ベネフィットは必ずしも一つとは限りません。複数選択する事も可能ですが、その場合には、伝える順序を考えたり、また複数のベネフィットから結局何が言いたいのか?を検討し、シンプルかつ強いメッセージングができるように心がけます。簡潔にメッセージが出せるようにするために、ベネフィットを絞り込んだ方が良いです。
二点目は、競合の視点です。具体的に言えば、競合との差別化のポイントを明確にすることです。ここでは他社製品と比べての差別化になります。自社の優位性を強調する形で、差別化のポイントを考えます。注意しなくてはならないのは、他社製品との比較でも、利用者の視点を忘れてはいけません。さらに、この優位点は、ポジショニングの違いを明確に表せるメッセージとして形に残りやすいものが望ましいです。

実際のポジショニングとして戦略的に取りうる領域は、
- 競合他社が存在しない空白領域
- セグメンテーションの軸に対して、他社よりも優位性のある領域
が望ましいです。

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