価格とブランディングの微妙なバランス

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最近、百貨店が低価格専門店と組む動きがでてきています。大丸は若者向けスーツのPSFAと、高島屋はユニクロという感じで、その具体性は一段と加速しています。(参考:ファッション業界のセカンドラインに学ぶアプローチ

 同様な事は、GMS(総合スーパー)などでも生じています。つまり、GMSがディスカウントスーパー化するという事です。

 従来の百貨店の位置づけから考えれば、いささか気持ち悪い感じもしますが、市場が変化しているのだから、それに追従するのは当然と言えば当然でしょう。

 しかし気をつけなくてはならない点は、人間は割安なものを直感的にワンランク上の価格のものより品質が劣っていると判断してしまう点にあります。そして提供者も、本当にその程度のものにしてしまう。

 今回の百貨店やGMSの件では、同一ブランドがポジショニングを低価格方向に変更をしようとしている場合には要注意です。いったん、低下させてしまったブランド(イメージ)は払拭する事が極めて難しいです。個人的には、ほぼ元のポジションには戻れないような気がします。まず最初に、「低価格」というイメージを消去する必要が生じます。

 今回の大丸や高島屋は、PSFAやユニクロのイメージを全面に押し出し、百貨店側は、単なる店舗貸しのイメージを取る方がベターだと思いますね。景気が回復すれば、百貨店各社も、やや高級路線に戻るような気がしてなりませんし・・・。

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このページは、Caericが2009年12月28日 00:21に書いたブログ記事です。

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