楽天は今年の11月に、電子マネー発行枚数国内最多のEdyの株式の過半数を年内に30億円で取得すると発表しました。これにより、楽天グループが電子マネー市場への進出する事になります。
確かに国内の電子マネー市場は伸びています。その市場規模は一兆円であり、もちろん発行枚数としてはEdyがトップになっています。
本日の日経MJによれば、エディの決済件数は2007年以降横ばい。それを横目に競合のnanacoやWAONが決済件数でEdyを上回っています。同じFeliCaベースなのに。。
おそらく電子マネー普及の初期段階において、利用者のメリットは、多くの場所で使える事であったのでしょう。しかし、普及が進むにつれて、利用者はそれ以上のベネフィットを求めてしまいます。
まずはインフラ。利用場所、チャージの方法は、各社FeliCaの仕組み以上の優位性を出すのは難しいです。クレジットと連携によるチャージがあったとしても、他社ができる事は自社もできる、という時間的な差はあるものの、その差はあまり大きいと思えません。
やはり、インフラ以上のソフト面、つまりポイント制などの利用者に対するインセンティブが大きいのではないでしょうか。
nanacoやWAONは、それぞれの巨大な事業母体から提供されるポイント制が魅力ですね。どうせしょっちゅうセブン&アイやイオンで買い物するなら、ポイントが付与された方が得だな、と行った感じで。
これに関して、Edyは例えば航空界社等との提携によりポイント付与がされます。しかしその提携が伸び悩めば、不利になります。提携した大手はANAくらいでしょうか。電子マネー利用者からみて、航空界社の利用頻度はスーパーや鉄道と比べると、圧倒的に少ないですね。
Suicaは別のメリットがあります。つまり、従来あった改札での人件費、切符というコストの削減につながりました。確かに電子マネーのひとつですが、戦う土俵が上記の電子マネーとは違いますね。

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