米国発のアパレル、アバクロが日本上陸し、その一号店を銀座にオープンしました。ちょうど今日の日経MJに特集されており、正直「そこまでニュースなのかな?」と思いました。
アバクロは、アメリカで人気のカジュアルファッションブランドですね。その類上げ高は、35億ドル(3兆5000億円)で、ユニクロの約7倍にあたります。主なターゲットは若手。日経MJでは、10-20代に人気があるブランドとされています。「ホリスター」と言った、多少若手の年齢層を狙うセカンドラインも持っています。
ポジショニングは、
流行の変化よりも、上質で高価格な商品を提供するカジュアルな「ブランド」を自称する(日経MJ 12月21日号)
とされています。
商品のイメージは、日経トレンディのこの記事を見てもらうと分かると思いますが、まずまずといった感じですね。明らかにファストファッションよりも、一つ上と言えるのではないかと思います。もちろん、ファストファッション各社よりもそれなりに値段が上無わけであり、価値と値段がまさに比例しています。
さて、なぜ初日に700人が表列するほどになったのでしょう?そして、何故日経MJまでもが一面で取り扱うまでに?
それは売り場のユニークさにあるようです。
銀座店は1-11解の売り場すべて階段と吹き抜けでつながり、壁は820平方メートルにも及ぶ男性の肉体美を描いた絵で覆われている。店内は暗く、多数のスポットライトを使って赤や青、ピンクなどの多彩な色の商品が暗闇に浮かびあがるように陳列されている。香水の匂いが漂い、各界で店員がアップテンポな音楽に合わせて踊る。
なるほど。このようなユニークな仕掛けがされていて、話題になっていたのですね。つまり「売り場」と「見せ場」が一緒になっており、来た顧客がワクワクしてしまうことに魅力があるようですね。おいらも行ってみたい・・・・。
しかし、値段が多少高いようで。。。ポロシャツで7,000-10,000円程度。ジーンズで2万円。確かに多少高いようにも思えます。それだけでなく、
先週ハワイで買ったシャツと同じ商品が、銀座尾の店では1.5?1.9倍高く売られていた。
何故?と思ってしまいます。まぁ、話題のファストカジュアルと明確に一線引きたかったというのもあるでしょうけど、為替のリスクを考えているかもしれませんね。今は、1ドル=90円くらいでしょうけど、これが1ドル=130円くらいになる事まで想定に入れているのでしょうか。(その他の理由があるかもしれませんが)
デパートのバーゲンをみても、この価格レンジの商品は価格弾性力が高く、値下げすれば良く売れるのは自明な気もします。プライシングがおしいですね。4半期毎にでも価格を見直してよいとも思いますが...。
そもそもセールスデータからわかるのは、売れた理由だけであって、売れなかった理由については何も語ってくれません。明日の売上を導くためにも、アジア最初の店舗となる銀座店では、多少の為替リスク(?)があっても、多少価格を落としても良かったのではと思います。

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