マーケティング戦略を考えるときには、できるだけ大きなところから絞り込んでいく事がコツです。大抵は、このアプローチでマーケティング戦略の80%程度の完成度まで絞り込めると思います。
まずはマクロ分析で市場の魅力度を見つけます。「市場の大きさ」、「市場の伸び」、「市場競争からみた産業の魅力度」、の3点に注目してみます。できれば将来の予想・予測があると望ましいのですが、高価のモノしかない、もしくはデータとして存在していない場合も多くあります。こういった場合は、過去のデータから今後が推測出来ればそれで構いません。
その後、セグメンテーションを考えます。いちばん簡単なのは、マーケティングのどの教科書にのっているセグメンテーションを考えてみます。有名なのは、デモグラフィック属性と呼ばれる、性別、年齢、地域別などです。通常は、これらの中から2つのセグメントを使って二次元で表現します。
次に、ターゲットとするセグメントを設定します。これはセグメンテーションの中から選びます。もちろん各セグメントを評価し、自社にとって魅力的なセグメントを選択し、ターゲットとします。ひとつのみ選択する場合もあれば、複数選択する場合もあります。
ポジショニングは、セグメンテーション、ターゲティングと若干異なります。ただ、エンドユーザのベネフィットを原則として重視し、それと同時に自社の競合製品に対する差別化のポイントを検討しなくてはなりません。
そして一旦ポジショニングを設定したら、ここからマーケティングの4P、つまり製品(Product)、価格(Pricing)、流通(Place)、宣伝広告(Promotion)について考えていきます。ポジショニングは直接販売を除いて、この4つのPによって形成していると言っても過言ではありません。

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