先日の記事でも書きましたが、任天堂は今年になって、あまり調子がよくありません。その不調のひとつの原因が、昨年まで好調だったWiiの売れ行きがあまり良く無い事のようです。
そのWiiの売りは、
Wiiの最大の強みは,国内で868万台,世界で5614万台という累計出荷台数の多さだろう。少し古いデータになるが,2007年11月時点のネットワークへの接続率は40%と発表されている。このことから動画配信サービスの利用可能世帯は国内では現在350万世帯程度あると考えられる。(出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091113/177579/?P=2)
ということらしい。そうかな?と思ってしまう。。。まぁあくまでも任天堂さんの発言ではないので、こういう解釈もあるようにも思えます。
たぶん、Wii の強みはこの辺にあるのでしょう。
利用者の幅が広いこともWiiの強みである。「5歳から95歳までがターゲット」をコンセプトに新しい利用者層を開拓してきたWiiは,「利用者の男女比が全年代にわたってほぼ1:1である」,「1世帯当たりの平均ユーザー数が3.4人と高いなど,家族みんなが利用するスタイルが定着している」(岩田社長,民放連の大会にて)という。
そうそう。ハードウエアの簡単な操作感と、幅広い年代で楽しめるソフトウエアを組み合わせた結果、お茶の間でのゲームの存在を、マイナスからプラスに変更してしまった、という点が個人的にはWiiの強みだと思っています。
そんな任天堂がWiiベースで、有料動画配信を行うそうです。
電通との協業で運営する「Wiiの間」では,ほかの動画配信サービスのように放送事業者が過去に制作した番組の二次利用を行わず,Wiiの間向けのオリジナル・コンテンツで配信コンテンツを揃えた。
これはちょっと場当たり的なような気がします。もしくは広告スペースをできるだけ増やしたい電通の仕掛け?
最近はネットに接続可能なテレビも多く出ています。態々Wiiを通じてではなく、テレビから直接実現可能ですね。まぁ、課金の問題はあるとしても、CASがなくなる方向性なのかもしれないですけど、でも、一応認証ができて、頑張ればISPと連携するなどして課金の問題も片付きそうです。
マーケティング的に言うならば、このWiiの有料動画配信シアターサービスのポジショニングが不明です。USP(Unique Selling Point)が任天堂らしくないです。つまり不明確。
ポジショニングがうまくできてないと、マーケティング戦略も立てにくいし、ましてやその商材はブランド化できなくなります。
ちょっとこの有料動画配信は、いまいち売れるポイントが見えてきません。。。いや、ひょっとしたら、あっと驚くようなコンテンツが多数用意されているのかもしれませんね。もう少し詳細が分かってくるのがちょっと楽しみです。

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