NTT再編ならぬ再々編

| コメント(0) | トラックバック(0)

 雑誌の方の日経ビジネスにも掲載されていた、「NTT再々編議論の浮上」。まぁ、日本にはNTT法なるものがあるわけだから、再々編の議論をみんなでしてもよいのかもしれませんが、、、、しかしこれは何のためでしょうね。

NTT再々編、はや諦観ムード
あらかじめ示された総務相の考え方と初会合での委員の発言を合わせれば、「グローバル競争の中で戦える情報通信企業にすべく、NTTグループの再統合が望ましい」という論理になる。

 実際には、元国営企業のNTTが市場を独占するのを避ける意味もあるのでしょうが、本音は上記の国際市場における競争力にありそうですね。

 海外で言えば、ボーダフォン、ドイツテレコム、オレンジ(旧フランステレコム)、ベライゾンなどなど、国際でも強い通信事業者がたくさんいます。日本は、国内市場こそ大きいものの国際でのビジネス及び知名度はまだまだだと思います。こうした国際キャリア(通信事業者)とNTTの肩をならべるための施策の頭出しというあたりが、この会合の中核であることが、この記事からは見え隠れしているような気がします。

 ところで、NTTの再々編(?)は、

タスクフォースは4つの部会に分かれる。メンバーには小野寺正KDDI社長兼会長や孫正義ソフトバンク社長ら同業他社のトップも入っているが、属するのは「国際競争力強化」を話し合う第3部会。NTTグループの再々編論議をする第2部会ではない。「肝心の議論の場から同業他社は巧妙に外されている」(ソフトバンク幹部)。

議論の中心となる第2部会にはNTTコミュニケーション科学基礎研究所の柏野牧夫・主幹研究員のほか、86年までNTTの前身である日本電信電話公社に勤めていた國領二郎・慶応義塾大学総合政策学部長も名を連ねる。「少なくとも外形的には公平性を欠くように見える」(KDDI幹部)。

 となっており、肝心のKDDIやソフトバンクという競合が含まれていません。国際競争力の強化と同様に、国内独占力も強化してしまいそうな勢いです。利用者の立場に立てば、良いサービスを安く使えれば良いわけですが、、、。でも、独占になってしまうと「良い」サービスの提供を「安く」というのはちと難しいような気がします。

 市場にはある程度の競争が必要かと。通信はあらたな「インフラ」の仲間入りしそうな分野です。インフラには、「良い」「安い」は欲しいところですね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://caeric.com/mt/mt-tb.cgi/57

コメントする

月別アーカイブ

このブログについて

2009101011.jpg

著者:Caeric

プロフィール:外資IT会社でマーケターしています。本ブログでは、マーケティングとか戦略やら、思うところを書いています。[詳細プロフィール]

Twitter: caericcom
フォロー歓迎です!
発言ログは、http://twilog.org/caericcom

このブログ記事について

このページは、Caericが2009年11月11日 05:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「仕事術&勉強法:東洋経済より」です。

次のブログ記事は「アマゾンのクラウドサービスがアジアへ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。