Edyの誤算

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 今週の東洋経済を見ながら。Edyについて一部記事があって思った事。

 Edyは、2001年に設立されたビットワレットの電子マネー。ソニーが開発した非接触ICカードを採用しています。発行枚数は5,200万枚。端末の普及もあり、比較的多くの場所で利用できるようになりました。

 ところが売上高45億円に対して、最終赤字は57億円。9期連続の赤字だそうです。何故?その一番大きな理由が、端末の投資に積極的だったとの事。

 同じような形で、SUICAがあります。JRさんの電子マネーですね。それに加えて定期券として利用できたり、プリペイドの乗車券(結局、電子マネー)にもなります。そして、多くのエキナカで利用することができます。

 大きな違いは、運用母体がサービスと電子マネーの連携が明確になっている点。つまり電子マネーのICカードと端末をプラットフォームとするなら、その上で必要なアプリケーション(利用目的)が明確であるかどうかの違いにあると、、、思いました。

 ここでの差がどこに反映されてくるかと言うと、「マーケティング(コミュニケーション)戦略」です。

 JRさんのマーケティングメッセージは簡単ですよね。「切符買わずに定期持たずに、タッチ&ゴーで便利。エキナカでの買い物でもタッチ&ゴー」、みたいな。

 一方でEdyは・・・。利用者の利便性を明確に打ち出すのが難しいです。パートナーにはコンビニや航空会社がありますが、その全てを立場上公平に扱わなくてはならないでしょう。ですので、CMにコンビニや空港での利用シーンをイメージさせる事が難しいと思います。

 物事が流行るためには、個人的には、「イノベーション(とか技術)」と「マーケティング」がうまくかみ合わなくてはいけないと思っています。Edy(というより、フェリカ)にはイノベーションがあったけど、それを、マーケティングによってうまくキャピタライズ出来なかった事が原因でしょうか。

 買収先の楽天は、延7,000万人。楽天のブランドと、これまでのEdyの仕組みをうまくバランスを取って活かしていけると良いですね。

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このページは、Caericが2009年11月19日 00:40に書いたブログ記事です。

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