VoDサービスはTVと相性が良いか?

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 ITSCOMが2万本のVOD(ビデオオンデマンド)のサービスを開始するようです。IPTV(テレビコンテンツがネット越しに来るもの)とか、VODもそうですが、「広帯域ブロードバンドの普及」と「高いPaid TVへの加入者の割合」を見たいしている場合が、ビジネスに適した環境と言われています。そういった意味では、アメリカ、香港、韓国などは成功してしやすい環境にあると言ってよいと思います。

 しかし日本は、ブロードバンド化しているけど、Paid TV(有料放送)への加入の割合が諸外国に比べて多くありません。ここがどうしても、VoDやIPTVサービスの展開へのネックになります。

 VoDは、実はIPTV、CATVなどと補完関係にあります。

 実は、VoDを行うことによって、既存のCATVやIPTVを含めたサービス全体の価値が高まると言われています。それと同時に、解約率の低減につながります。

 先行投資した分を、月額料で回収するモデルの代表格であるこれらのサービスは、顧客数x売上単価(ARPU)x契約期間でビジネス(売上)が決まってきます。ですので、解約率を低減させる事も非常に重要な経営課題になります。

 そこで一役果たすのがVoDというわけです。TVベースの番組表だと、面白い番組が無い場合、いまいち使えない。しかし、そんなときにVoDがあれば、サービスを楽しめますね。ただし条件は、タイトル数が限りなく多い、もしくは毎月新しいコンテンツが追加される事です。

 今ではNHKもコンテンツ販売していますし、どうやらITSCOMの場合も、(多分)民放がドラマを提供してくれます。以前と比べて、国内でもコンテンツとしての素材数は格段に増えてきています。普及に向けての材料が整ってきた感じがします。

 しかし、各社同じコンテンツを利用すると、その差別化要素が小さく、価格競争に陥りやすくなりますね。その上、コンテンツ提供者、消費者の交渉力が高まり、業界としての魅力度合いが少なくなっていきます。この業界には、サービスとしてのイノベーションが必要かな。

 ちなみに香港などでは、これに加えて、テレビからピザの配達注文ができたり、映画館のチケットが予約できたりするようです。

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このページは、Caericが2009年10月21日 22:22に書いたブログ記事です。

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