ロジカルシンキングというよりも論理的な思考能力は、コミュニケーションを行う上で、重要なスキルになってきます。何かを人に伝えるという仕事をしている以上、論理的思考力は間違いなくあると望ましい能力のはずです。ましてや、マーケティングのような仕事をしていると「コミュニケーション能力」は必要不可欠です。特に欧米とやりとりする必要があるマーケティング職の場合は、なおさらこの論理的思考力が大事になってきます。欧米人は日本人にくらべて「あうん」的な部分が全く通じないからです。
論理的思考力は、自分で持っていると思うよりも、実際は身についていないものです(もちろん私も勉強中の身ですが・・・)。論理的に物事が説明できるのなら悩む必要が無いでしょうし、世の中の事象を論理的に理解・吸収することができます。しかし現実は、そうではありませんね・・・・。
そもそもマーケティングのように他部署との関わり合いを普段の業務の中で持ち、そして意見を吸収・集約して物事を進めていく立場にある場合、この論理的思考能力が「判断」、「主張」、「説得」、「調整」、「問題解決」などの様々なシーンで必要になってきます。
論理的思考能力があれば、これらをすべて解決できるわけではなく、解決できるまでの時間を短くするというのが正確なところでしょう。しかも、この能力は「ある」「ない」ではなくて、そのレベルが存在します。つまり、単に身につけるだけではなく、その能力を日々の行動の中で高めていく必要があります。
まぁ、身につけるためには実践しかない・・・とも思いますが、やはりある一定のベースラインは素早く学ぶ方が良いでしょう。
簡単なのは、やっぱり書籍を買って勉強すること。しかし本屋に行くとわかりますが、ロジカルシンキングや論理的思考の本はたくさんあります。どれから手をつけて良いか迷ってしまいます。私も結構たくさんのこの手の書籍を読みましたが、やっぱりお勧めは、「ロジカル・ライティング」です。ライティング中心の内容になっていますが、前半部分で基本的なロジカルコミュニケーション(「ストラクチャード・コミュニケーション」と呼ぶ外資もある)が学べます。そして、後半では、ライティング中心の内容。1回で読み切るよりも、定期的に読み直して、自身の論理的思考力をレビューしてみる必要もありそうです。
その他にも、バーバラ・ミントのかの有名な「考える技術・書く技術」もありますが、内容がやや高度。「ロジカル・ライティング」で慣らしてから「考える技術・書く技術」で学ぶ事をお勧めします。
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