ダイソン、羽のない「扇風機」

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2009102011.jpg ダイソンから羽の無い扇風機が発表されました。左が写真なんですが、、一風変わった感じです。

 ダイソンと言えば、個人的には掃除機を連想します。たしか、「吸引力の変わらない掃除機」という広告キャッチだったと思うのですが、非常に印象的でした。それまでの掃除機は、ゴミをためる袋がいっぱいになると、吸引力が低下していたのですが、ダイソンの掃除機はゴミをためる袋が無く、吸引力も強烈で、消費者のニーズとかなりマッチしていたと思います。(我が家にも一台あったりします。)

 今度の羽の無い扇風機は、、、確かに羽がありません。

 NIKKEI NETによれば、

 

本体にいったん空気を吸い込んだうえで、幅1ミリメートルほどの開口部から風を吹き出す仕組み。ハンドドライヤーの気流制御技術を応用した。(中略)新製品の「エアマルチプライアー」はモーターやフィンを内蔵した台座上に、スリットの入った輪を載せた形状。スリットから風が吹き出る際に周りにある空気を巻き込むことで、吸い込んだ空気の15倍の風量を生み出せるという。

らしいです。技術がイノベーションを生むと豪語する(していた?)ダイソンらしい着眼点ですね。

 今回のキャッチは、ダイソンのWEBによると、

「羽がないから、ムラの無いスムーズな風」

とのこと。分からなくはないのですが・・・ちょっとターゲットの設定に躊躇した感じでしょうか。広すぎるような・・・。もっと思い切ってせまくしても良かったのかと思います。

 羽の無い扇風機で連想できるのは、「音が静か」、「子供がけがをする恐れがなく安心・安全」など。実際に見た事もないので静かかどうかはわかりませんが・・、子供がけがをしない。という類のキャッチは使えたような気がします。

 値段は、3万7000円?と発表されており、扇風機としてはちょっと高め。この値段に対する価値を考えた場合、キャッチの「羽が無いからムラの無いスムーズな風」を求めてこの金額を払うか?と言われると、ちょっと見えにくいですね。子供のため、ともなると、この出費はありえたかもしれません。それよりも、干物屋みたいなB2Bも無いかな?

 直感的にかつ個人的に、ターゲットの設定が少しもったいない気がしました。

 実際のところ、販売チャネルは、まずは直販サイトとインテリアショップだそうです。家電量販店ではなく・・・。なるほど、ターゲットの設定がちょっと富裕層のインテリア好きで、細部に「こだわり」を持つ人たちだと推測できそうです。

 このマーケットをいかに創出していくか?が技術力を持つダイソンのマーケティング力にかかってきそうです。

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このページは、Caericが2009年10月20日 07:40に書いたブログ記事です。

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