予期してない以上の選択肢があると、迷ってしまって購入を見送るという事はありませんか?例えば自動車の購入でも、豊富なオプションや色の選択などが多すぎる場合、一度購入を見送り再検討するなどという事もよくありますね。個人的には、かつてのアメリカのスターバックスで、たかだかコーヒーなのにいろいろ聞かれて、「たかがコーヒー」のくせにあまりスタバに行かなかったりもしました(笑)。
そんなペンタックスから、100色の選択肢がある一眼レフカメラk -x が発表されました。
国内のデジタルカメラ市場は、やや伸び悩んでいますが、コンパクトデジタルカメラに対して、一眼レフに関しては順調に伸びています(参考:カメラ映像機器工業会統計)。一眼レフは、コンパクトデジタルカメラ市場に比べて、どちらかと言うと玄人向きであり、購入時には主に機能や性能が重視されます。ですので、自社のプロダクトポートフォリオと、他社製品とのポジショニングをしっかり見極めて製品投入していく事が、基本的な課題だと言う事ができます。
もちろんペンタックスも、
続いて取りかかったのが、他社の開発計画の分析。他社が過去にどんな性能の製品をどんな周期で投入してきたのか、各社の技術的な傾向や製品投入サイクルを読み取り、3年先までの製品ロードマップを予想した。 これを「未来予想図」として図面にし、画素数や連写速度、価格などの予想の詳細を書き込んでいった。発売時点で最も競争力がある性能と価格を意識して作り、(出典:100色デジカメに重い宿命)
と、徹底的に他社を分析したようです。しかし、、、
100色のカラーバリエーションという、初心者ユーザーの中核をなす女性を引きつけるアイデアも盛り込んだ。
100の選択肢を与えてしまうのはどうでしょう?
一眼レフは、コンパクトデジカメに比べて、機能重視の購買要因が強いのは言うまでもないでしょう。この段階で他社と機能を比較するのがいわゆる一般的な購買プロセスでしょう。ペンタックスのk-xを選ぶとして、100色も選択肢があったら?一旦、カタログなどをじっくり見て、どの色が良いか?なんて一瞬踏みとどまってしまう事もおそらくあるのではないかな?と思います。せっかくの購買プロセスに水を差すような100色のバリエーションはいささかもったいないような気がします。
まぁ、売れ線は黒とかベーシックな色だと思いますが。。。
逆に1万円くらいのコンパクトデジカメで、首からぶら下げて、「ファッション的に」デジカメを使うのなら良いかもしれません。(これって、スォッチ的な発想ですねー)
ちなみに値段はと言えば、
実売価格の見通しはレンズとセットで7万円前後と、業界で最も低価格な部類に入る。
確かに一眼レフ業界としては、低価格な部類に入ると思います。低価格なので、ファッション気分でスォッチ風に・・・とも思いたくなりますが、一歩引いて「デジカメ」としてみた場合、7万円は高価格。適当なデジカメが2台買えるかもしれません。女性を引き付けるかもしれませんが、購買まで持っていくのは多少なりともプロモーションが必要ですね。今後のペンタックスの展開に期待ですね。

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