早いもので、2012年も一ヶ月が過ぎようとしています。公私ともバタバタしているうちにあっという間に一月下旬になってしまいました。
昨年は私事で言えば、上司がよりシニアな方になったり、再び転職したりといろいろな変化がありました。振り返ってみれば、それも人生にとってプラスの変化だったと思っています。
さて今年は昨年に比べて、もう少し飛躍の年にしたいと考えています。
仕事においては、新しい何かを生み出そうと考えています。具体的に申し上げるのは少々早いと思うのですが、今の仕事以外のプライベート・プロジェクトを進めて、こちらがメインの仕事になればなぁ・・・・と思っています。
学ぶ事も引き続き行います。去年までの3年間はいろいろとインプット中心の年でしたが、今年はアウトプットを心がけて引き続き学ぶ機会を活かしていきたいです。マーケティングに加えて、経営、社会にまで幅を伸ばせればいいなぁ、と思っています。
(参考:「ヒトが学ぶ3つの目的(過去記事)」)
健康面では、お酒の飲み方の注意(二次会を控える)、食事などを制限しつつ、定期的な運動を取り入れ、体調&体重管理をきっちりしていこうかと。
最後にハート。徳のある人柄を身につけるよう努力せねば。まぁ、もうよい年になってきていますので、自然と人を惹き付ける笑顔のある仕事と生活目指していきたいです。その方法は全く分かっていませんが、日々鍛錬、努力は続けていきたいと思います。
(参考:「経営力と人柄の良さ(過去記事)」
ということで、みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

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転職してから、自社やお客さん、パートナー企業の、いわゆる経営陣と呼ばれる方々とお会いする機会が増えた。今週も面会やパーティでお会いさせて頂く機会があった。
その中で、とある名のあるIT会社の社長さんと初めてお話する機会を頂戴した。その方の物腰のやわらかさにとにかく驚いた。「これが急速に事業を拡大するあの会社の社長さんなのか・・・」と。
今までお会いした方々から、シニア層の特徴とも言える点を数々見てきたと思っている。 こうした方々にはいくつかの特徴がある。そしてその特徴と物腰の柔らかさとはどのように関係するのだろうかと考えさせられた。
いうまでもなく、シニア層の方々はスマートである。事実と自身の推測を組み合わせて、概ねの方向性を見極める精度が高く早い。その上自分のもしくは自社の可能性と照らし合わせて、可能なオプションを見出し、着手すべき事柄を明確にはじき出す。 よって意思決定が早く、場合によってはリスクをコミットできる。
そして、大きなビジョンを持っている。この大きさがとんでもなかったりする。しかも絵に描いた餅ではなく、実行可能な感がするギリギリのラインくらいの大きさであることが多い。確かに従業員の立場から言わせてもらうと、非現実的すぎたり、あまりにも小さすぎるビジョンの場合、ヒトそのものとして信用できない。リーダーとしての必要条件と言えよう。
ここまでは、経営陣としてのボトムラインだろうか。
普段からヒトを引き寄せるシニア層がいる。いつもまわりの雰囲気がなごやかで、そして多くの従業員から好かれている。このタイプのヒトは、つねに感情が安定してニコニコしており、コミュニケーションにおける人柄が凄く良い。(少なくとも対外的には・・・)
一方で、仕事はできるが常にピリピリしている方がいる。高圧的で回りに絶えずプレッシャーを与え続ける。その絶対政治的なアプローチにより、組織が統制され指揮系統が全体に波及していく。
経営者インタビューなどでは、「経営は孤独だ」と言っている方もいる。確かに社長は経営判断の点では孤独であるかもしれない。少なくとも絶対政治的な組織や会社ではそうだろう。
「怒り(怒る事)」という感情はビジネスに不要だと思う。怒りによって前向きに解決するものは無い。少なくとも誰かが損を被る上に、怒る方も結構疲れるし、ストレスも溜まる。
一方、人柄や物腰のやわらかさは、人の行動や性格の良い部分、 つまり、教養や人格、そして品格である。仕事ができるできないとは関連が薄い、人間のファンダメンタルなコミュニケーションスキル要素である。
コミュニケーションの機会と範囲が増えるシニア層では、人がらの良さや物腰のやわらかさは、人を惹きつける。そして非常に良い第一印象となり、人々の心に「良い人」として印象づけられる。
経営力とは別の軸だが、人間のファンダメンタルな要素として重要な能力ではないだろうか。

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価格設定(プライシング)はプロダクトの売れ行きを決める最も重要なファクターである。
それ故にプライシングの場面では、企業は、アンケート調査などの市場研究を繰り返したり、競合の動向を細かくチェックする。
市場原理に従えば、製品のプライシングは需要と供給によって決まる(詳細はこちらの記事)。需要と供給のバランスが崩れれば、価格が変化し、再び新しい需要と供給でバランスする。これを均衡点と呼ぶ。
製品の価格を、本来の均衡点からズラす事によって、需要をコントロールする事ができる。時には需要・供給という概念から離れた役割を価格が演じる事もある。
例えば、コンサートのチケットの話。
ローカル・テレビでは、コンサートの前にチケットを取るために何日も屋外に並んでいる若者達の映像が定番になっているので、そのような行列がなぜできるのか誰も疑問に思わない。コンサートの主催者は需要が均衡し、誰も列に並ぶ必要がなくなるところまで何故価格をあげないのだろう。
興味深い問題提起だ。確かに価格を上げれば収益も増えるし、ましてや当日販売に必要な販売経費も削減できるはずだ。このケースでは、需要と供給の均衡点を価格として設定した方が、よりスマートなやり方でより収益を上げられるようにみえる。
しかしこの例のように、均衡点よりも低い価格設定をすれば、当日券としての長蛇の列がメディアに取り上げられ、コンサートの知名度が高まる。同時にアーティストが広く認知され、別の作品の売上があがるかもしれない。
別の例では、価格が特別な集団を選定するための手段となっている。
このビルの評判を高めるために、トランプは大きなリスクをとった。マンションを、市場価格をはるかに超える価格、「人類がこれまでに払った最も高い価格」で売ろうとしたのである。(略)このプロジェクトは成功をおさめ、不動産業におけるブランド名としてのトランプが誕生したのである。
社会ステータスが最も高い層(要は超金持ち)にとっては、価格は価値の尺度ではなく、とある「特別な」社会グループを作るための選別手段となる。よってありえないくらいの高級マンションは、住民を選定し、結果的に超高所得者のみを呼び寄せた。
価格は単に上下だけの話ではない。回収時期をズラすというやり方もある。月額会費制にするやり方や、成果ベースの価格設定がそうだ。
価格の設定(プライシング)は、提供する商材の価値を回収する方法そのものである。つまりビジネスモデルの根幹だ。顧客とのWin-Winの関係構築が必要不可欠になるが、その上で新たなビジネスを展開する重要な要素である事は間違いない。
[ ブログ内関連記事 ]
・需要供給モデループライシング(1)
・価格とブランディングの微妙なバランス
・携帯データ通信料金の「従量制」は利用者の味方か敵か(その1)
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中国の経済成長は著しい。今では日本を抜いて世界第二位のGDP(国民総生産)である。その上脅威の経済成長率だ。2011年の実質成長率は停滞したものの、世界平均の3.3%を大きく上回る8.7%をマークしている。発展途上の巨大経済市場であるがゆえ、世界中から注目を集めている。
この中国という巨大経済市場の成長エンジンを支えているのは、世界最大の13億人の人口と安い生産コストである。
中国企業のハイアール、フアウェイ(華為技術)は、安い生産コストを武器に世界市場へと進出している。中国企業は、いわゆるイノベーションのジレンマ的なアプローチで世界中で市場を獲得した。市場の要望を最低限満たす比較的枯れた技術をベースに安価な製品が多くの中国企業の製品のウリだった。
だが中国がこのまま経済成長を続ければ、人件費やインフラコストなどが高騰し、価格的優位性が衰える。
よって中国の喫緊の課題は、世界市場で戦うために価格以外を武器を見つける事だ。恐らくこの答えは、他の先進国が武器とする、「イノベーション」と「マーケティング」であろう。
これまでは、例え枯れた技術で攻めるとしても、成長に見合うだけの労働力の確保に必至だった企業も、労働力の確保に加えて、技術力、マーケティング力、ビジネスセンスなどが今後急速に求められて行く事になるだろう。
しかし、中国の巨大人口が経済的発展を支えているとはいえ、人口増加率も既に1%を切っている。今後10-20年度で中国も生産人口減少に転じる。
この逆境の中で、中国という巨大市場と世界二位のGDPを支えきれるほどの優秀なマーケターと、イノベーター(技術者?)の養成が必至だ。
[ ブログ内の関連記事 ]
・破壊的技術/イノベーションのジレンマ
・中国の厳しいマーケター事情
・中国はソーシャルメディアが浸透しやすい文化かもしれない。

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今年も今日が最後。例年通り一年を振り返って、新年を迎える。なんとなくこうやって年を取ってきた。
年を取ると知識や経験が増す一方で、自分の考え方・やり方が固執化する傾向にある。固執化は人生のマンネリ化につながり面白くない。面白くするためには「変革」が必要だ。
そのために今年一年を振り返って、改善の可能性を洗い出し、新年(と信念)に向けた決意へと絞り込んでいく。新年の抱負は自分の従来のやり方を見直して、人生に変化を起こす決意なんだろうと思う。
しかし、同じやり方が毎年通用しない。年をとるにつれて「変化」のあり方も変わるからだ。
人生にはイベントがある。学生から社会人に変わり、結婚して人生の伴侶を持ち、子供が生まれ家族が増え、仕事では昇進すればチームとして会社への貢献を支えてもらう部下を持つ。環境の変化に伴いコミュニケーションの重みが変わる。自分自身の目的達成と同時に信頼する相手の目的達成を目的としてコミュニケーションを大切にする。家族や子供、仕事では部下が増えるにしたがって、質の異なるより強い信頼関係が必要となる。
年齢とともに変化の範囲が、自分自身のみから信頼関係上にまで広がってくる。
変化を起こすためには、「学ぶ意欲」「自分を信じる精神」「野心的な目標と実行力」が要求される。ダイエットでも仕事でも同じだ。とにかくまずはポジティブになる(成りきる)。これが第一歩。
振り返ってみて考えれば、ネガティブな人よりもポジティブな人の方が親しみやすく、一緒に働きたいと思う。何か壁に当たった時に真っ先に相談する信頼できる相談相手は、ポジティブではないだろうか?その人のポジティブさを分けてもらって、自身が高揚し、頑張る意欲をもらう。この連鎖により家族やチームが前向きに変化を続け、士気を高め、より良い結果を招くと信じている。
自身は年を取るにつれてよりポジティブさに磨きをかけなくてはならない。自分の信頼関係にヒトを惹き付け結束を強める。
信頼関係上に変化を促す仕掛けも重要だ。
組織、家族は社会の中で、何らかの役割や使命がある。やるべき方向性が見えている状態にしなくてはならない。そして、ひとりひとりがそれぞれ重要な役割を担っている事を認識し、努力を高く賞賛する。個々のモチベーションを常に高く維持することに専念し、信頼関係上が前向にする努力を怠ってはならない。
これに付け加えて、支えてくれる立場にある人に感謝の意を忘れてはならないと信じている。
確か御立さんがタクシーの運転手をあごで使う部下には本気で叱るとおっしゃってたと記憶している。自分、もしくはその信頼関係上だけでは変化は完結できない。多くの支えがあることを決して忘れてはならない。
#それでは、良いお年を。

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